「知識労働者」としての技術者には継続教育
【 「知識労働者」としての技術者には継続教育 】
ピーター・ドラッカーは、現代社会は「知識社会」であると説きました。
知識を基礎とする仕事が重要な意味を持つ時代であるということです。
仕事に必要なものは修行ではなく知識であり、労働寿命の伸長に伴って知識を継続的に学ぶ機会、つまり継続教育の重要性が益々増大していくということです。
また、成人後に再教育を受ける人は、正規の学生よりもはるかに成績がよく、これは、実社会の経験が勉強の意欲と能力に大きな良い影響を与えるからと考えられます。
知識が仕事の優劣やスピードを決定する時代、労働する期間が長くなる時代、そして、社会人の方が学ぶ意欲・能力が優れるという事実。 これらのことから、今後、社会人が学ぶこと、社会人に教えることが、今後大きく変化していくでしょう。
技術者も知識社会における「知識労働者」です。
みずからの仕事を高度化し効率化していくためには、知識を保有することが絶対的な条件です。
しかし、大学で習得した知識も卒業の数年後には陳腐化してしまうでしょう。
ですから、継続的に技術を習得していくことが必要です。
自社で必要となる技術者の継続教育が施せるのであれば問題ありませんが、教育を行うにも教育を担当する人や時間が充分にないときには、外部リソースを検討することになると思います。
世の中に数々のセミナー、講座などが存在する中、選択する大事なポイントの1つは「実践的」であるかどうかでしょう。
将来、その学んだ技術を会社の仕事に実際に活かすことができるレベルにまでしっかりとサポートしている実践的なカリキュラムかどうかをよく見極めることがお勧めです。
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